兵庫県の北部に位置する豊岡。ここには、世界が注目する日本の伝統と技を活かした逸品が揃っています。日々の暮らしを豊かな気分にしてくれる製品をラインアップしました。観光がてら足を運ぶもよし。お取り寄せで楽しむのもよし。あなただけの愛用品を見つけてみませんか？
豊岡杞柳細工
モダンで素朴な美しさが魅力1200年以上も受け継がれている国の伝統工芸品。古事記にも伝承が記されているほど。奈良正倉院御物の中には、「但馬国産柳箱」が残されています。江戸時代から全国に名をはせた、豊岡行李だけではなく、美しい繊細な編み目、機能性のあるバッグとしても注目されています。また、バスケットは天皇陛下がご幼少の頃、「ナルちゃんバッグ」として大流行。皇后雅子様もバッグをご愛用だとか。使うほどに魅力が輝きます。
出石そば
出石のグルメといえば"皿そば"関西屈指のそば処として有名な出石。町中には約50軒あまりの店があり、ミシュランガイドに載るほどの名店もあるとか。各店ともに上質な素材を使い、独自に工夫を凝らした各店ならではの味を作り上げています。伝統ある「三たて」（挽きたて・打ちたて・茹がきたて）製法による素朴なコシと風味が魅力。風情ある城下町出石に足を運び、各店の出石そばの味わいを心ゆくまで楽しんでみたいものです。
豊岡のかばん
職人技が光る秀逸のかばん明治時代に3本の革バンド締めの行李鞄を捜索したのがルーツとされています。豊岡の町中には鞄工場や工房が点在。印象的・優雅・伝統と先進・普遍の４つのキーワードを元に開発されており、「豊岡で育まれ、長い歴史と職人技が生む優れたかばん」がコンセプト。信頼できる証として、世界中から知る人ぞ知る逸品との評価がされているのもうなずけます。革製品はもちろん、布鞄なども人気。
出石焼（陶器）
魅了される白磁の清らかさ透きとおるような白さと表面に施された美しい細工が特徴の出石焼は、別名「出石白磁」とも呼ばれています。その歴史は日本書紀の時代までさかのぼるほど。陶工の巧みな技が生み出す風合いと繊細な彫刻は、国の伝統的工芸品に指定されています。存在感がありながらも日常使いにできる陶器として、そば用の徳利や猪口、小皿でも知られています。また、町中にはギャラリーや絵付け体験ができるスポットあります。
豊岡観光協会 0796-22-8111 ・ http://www.toyo-kan.jp/（外部サイトへリンクします）
但馬國出石観光協会 0796-52-4806 ・ https://www.izushi.co.jp/（外部サイトへリンクします）